実行方法#

UWSCRはコンソールアプリケーションです
コマンドプロンプトやPowerShell上で実行してください
Explorer等から実行した場合はコンソールウィンドウが表示されます

コマンドラインオプション#

スクリプトの実行#

スクリプトパス [PARAM_STR...]#

スクリプトを実行します

スクリプトパス

実行するスクリプトファイルのパス

PARAM_STR
スクリプトに渡すパラメータ
半角スペース区切りで複数のパラメータを指定可能
渡されたパラメータは PARAM_STR 特殊変数に格納されています

実行例

uwscr hoge.uws foo bar baz
print PARAM_STR // [foo, bar, baz]

ハイフンから始まる文字を渡す場合

--- から始まる文字列はコマンドラインオプションと見なされます
PARAM_STRの文字列としてそれらを渡す場合は -- の後に記述してください
uwscr 123 456 -78    # -78 がオプションだと見なされエラーになる
uwscr 123 456 "-78"  # ""で括っても同様
# -- の後に書けばOK
uwscr -- 123 456 -78 # ["123", "456", "-78"] として渡る
-w, --window#
コンソールから実行された場合にwindowモードでの起動を強制します
スクリプトパスが指定されていない場合使えません
-a, --ast#
スクリプトの構文木を出力します
スクリプトパスが指定されていない場合使えません
--continue#
構文木の出力後にスクリプトを実行する場合に指定
--ast が指定されていない場合使えません
-p, --prettify#
出力される構文木を見やすくします
--ast が指定されていない場合使えません

REPLモード#

モジュールパス [PARAM_STR...]#
REPL起動前に読み込ませるモジュールファイルのパス
PARAM_STRを渡すこともできる
PS> uwscr hoge.uws foo bar baz --repl
uwscr> PARAM_STR
["foo", "bar", "baz"]
-r, --repl#
Replを起動します

Replの使い方

プロンプトに式や文を入力しEnterキーを押すと実行されます
変数への代入などは次の入力にも引き継がれます
スクリプトを読み込ませることで事前に定義した関数等も使用できます
Tabキーで以下の補完が行なえます、いずれも小文字のみにマッチします
  • ビルトイン関数

  • ビルトイン定数

  • キーワードの一部

Alt+Enterで改行します
ブロック構文の入力や複数行の一括実行が行なえます

ヒント

コマンドライン引数がない場合もREPLモードで起動します

UWSCRライブラリ(uwsl)ファイル出力#

スクリプトパス#
uwslの変換するスクリプトのパス
-l, --lib#
スクリプトのあるディレクトリに スクリプト名.uwsl ファイルを出力します

コード実行#

-c, --code <CODE>#
渡された文字列を評価して実行します
CODE
UWSCRで評価可能な式または文を示す文字列
半角スペースを含む場合は "" で括ってください

実行例

uwscr -c "msgbox('hello world!')"

操作記録#

--record [<FILE>]#
実行した操作の低レベル記録を行います。
FILEには記録した操作を保存するパスを指定します
FILEを省略した場合はクリップボードに保存します

設定ファイル#

-s, --settings [<OPTION>]#
設定ファイル(settings.json)を開きます
設定ファイルは %APPDATA%\UWSCR\settings.json に出力されます
OPTION
設定ファイルがすでに存在する場合にどのように開くかのオプションを指定します
設定ファイルが存在しない場合これらのオプションは無視され、設定ファイルが新規に作成されます
省略時

設定ファイルが存在していればそれを開きます

init

設定ファイルが存在する場合はそれを破棄し、新たな設定ファイルを出力します

merge

古いバージョンの設定ファイルの内容を可能な限りマージした新しいバージョンの設定ファイルを出力します

--schema [<DIR>]#

設定ファイル用のjson schemaファイル(uwscr-settings-schema.json)を出力します

DIR
出力先ディレクトリのパスを指定
省略した場合はuwscr.exeと同じディレクトリに出力されます

オンラインヘルプ#

-o, --online-help#

オンラインヘルプをブラウザで表示します

--license#

サードパーティライセンスをブラウザで表示します

情報表示#

-h, --help#

ヘルプを表示します

-v, --version#

UWSCRのバージョンを表示します

スクリプトファイルのエンコーディング#

以下に対応しています

  • UTF-8

  • UTF-16 (BE, LE)

  • Shift-JIS

注意#

ANSIコードポイントについて#

UWSCRではOSのANSIコードポイントが932であることを想定しています
65001(UTF8)等に変更している場合の動作保証はありません